text by あんじー

A1級メンズとロックとライブが大好き。酒と一人旅も好き。次はどこの国でライブを観て、酒を飲もうかな。

有名画伯の絵も気に入らなければ塗りつぶす!?
泣く子も黙る、ロックな古民家カフェに突撃!

「住みたい田舎」として人気上昇中の桐生。市内中心地から「ボートレース桐生」までは車で10分程度だし、歴史と新しさと自然がほどよくミックスされているステキな街。探検しがいがありそうよ♪
桐生市内を散策中、怪しげな古民家を発見。裏から見ると、廃墟っぽいけど、入り口らしきところに、手書きで「芭蕉(ばしょう)」の看板が…。

「芭蕉」の正体は、何と古民家カフェ。でもこの内装、「古民家」や「カフェ」のイメージを根本から覆す、謎の空間…。

出迎えてくださった、女将の小池敏子(こいけとしこ)さんに、芭蕉の謎を聞いちゃうぞー!
芭蕉は、創業から80年超!

創業者は、敏子さんのご主人(芭蕉二代目)のお父様で、芸術家・民芸品収集家・料理人と、数々の肩書を持つ、小池魚心(こいけぎょしん)さん。
「自分の好きなことには徹底的にこだわる人で、その趣味の集大成が、芭蕉なんです」。
店内には魚心さんが集めた民芸品・骨董品がズラリ。絵も飾られていて、カフェというより私設博物館のよう。
なかでもひと際目立つのが、このでかい壁画!

作者は何と、20世紀を代表する芸術家の棟方志功(むなかたしこう)彼のファンであった魚心さんが、お願いして描いてもらった絵で、正真正銘のホンモノ!

ところが魚心さんは、棟方志功が4時間ほどで一気に描きあげた貴重な絵が気に入らず、すぐに大工さんを呼んで、漆喰で塗り固めてしまったそう。
えええ、魚心さんって、恐ろしいほどロックなお方!
「馬の絵をお願いしたのだけど、裸婦も一緒に描かれていたのが気に入らなかったようで…」(敏子さん)
こうして巨匠の壁画は封印されてしまったわけだけど、2008年に漆喰を取り除き、55年ぶりにようやく日の目を見ることに。
漆喰を取り除く作業の様子は写真にもおさめられていて、お店で見せていただくこともできます。今ではこの絵は店の宝物。この絵を目当てに来店する人も少なくないとか。

店のインパクトがすごすぎるけど、芭蕉って実は洋食屋さんなのよね。注文時には、各テーブルにあるドラを叩くって、ますますロックな感じがたまらないわ!

80年以上続く芭蕉名物、「印度かりー」。

伝統のカレーは、とてもいい香りで、最初はマイルドだけど、あとからほどよい辛さがじわじわきて、めっちゃおいしい!
創業当時からの味を守るのは、三代目の小池一弘(こいけかずひろ)さん。
「ひたすら玉ねぎを炒めるのが、このコクを出す秘訣なんですよ」

あまりのおいしさに感激して、「おむらいす」「椎茸まんぢう」「かにころっけ」もオーダー。

おむらいすの昔懐かしい味に、あんじー号泣。
椎茸まんぢうは、肉厚の椎茸の間にお肉がぎっしり詰まっていて、噛むと椎茸と肉のジューシーなうまみがじゅわ~。
かにころっけも、まさに由緒正しき洋食の味。

印度かりー(ランチセット)…1000円 おむらいす…800円 椎茸まんぢう…600円 かにころっけ…1100円 ※すべて税別

でも、80年前からこんなメニューがあったなんて信じられない。
魚心は、一流の料理人でもあったんです。桐生では手に入らない食材を、地方や東京で買い付けて、この味を生み出したようですよ。当時は、高級洋食店としても有名な店だったんです」と敏子さん。
世界遺産に登録してほしいレベルの空間でいただく、伝統の洋食。芭蕉の歴史、恐るべし!

木枯し紋次郎コスプレで大暴れ!
「三日月村」は、摩訶不思議なアトラクションも
楽しめちゃうオモシロスポットだ!

「芭蕉」で昭和初期にタイムスリップした勢いで、次は江戸時代に突入だ!というわけでやってきたのが、木枯し紋次郎のふるさと「三日月村」。もちろん架空の村なんだけど、小説「木枯し紋次郎」そのものの世界が再現されていると聞けば、期待感も高まるわあ~。あてのない旅を続ける渡世人・紋次郎は、テレビドラマでも大ヒットしたのよね。

村の入り口にある「表関所」で、入村チケットを購入。村では現代のお金は使えないから、1000円を寛永通貨10文に両替。

入村料金…大人600円 子供300円
アトラクションを含むセット料金…大人1500円 子供1000円 ※すべて税別

まさに時代劇の世界!
ドラマの撮影にも使われているのだそう。
あんじー、コーフンを抑えきれず、持参したコスプレ用股旅セットを装着して、村内探検開始!

木枯し紋次郎の生家発見!紋次郎と2ショットで、名セリフ「あっしにはかかわりのねえことでござんす」をキメるわよ!

続いて、「体験ゾーン」に突入。スタッフさんに懐中電灯を借りて、「怪異現洞(かいいげんどう)」へ。足元に突如現れる足型をヒントに、暗黒の地底の世界から、地上への出口を探るんだけど、これはハマる~。

次は「不可思議土蔵」へ。蔵が斜めに建っているので、平衡感覚がおかしくなって、突入前からフラフラ。突入断念か!?と半泣きになっていたら、スタッフさんから「足元だけを見るようにすれば大丈夫」とアドバイスが。そのお言葉に従って突入成功!
見て見て!まっすぐ立っているだけなのに、マイケル・ジャクソンのあの斜め立ちみたいなポーズが取れちゃう!

遊び疲れたら、お茶屋さんでひと休み。

お蕎麦をはじめ、上州名物「焼きまんじゅう」「みそおでん」も味わえちゃう。ここには股旅カツラや道中合羽もあって、撮影用に無料で貸してくれるから、ぜひコスプレも楽しんでみて。

焼きまんじゅう…4文(400円) みそおでん…2文(200円) ※すべて税込

村内には、着物姿のスタッフさんがあちらこちらにいて、気軽に声をかけてくださるのもすごくいい感じ。三日月村の皆さん、本当にありがとうございました!


さてさて、では現代に戻って、「ボートレース桐生」へGO。
本日のレースは、「MBP津幡開設5周年記念」。
単勝で大穴を狙いにいったあんじー、
何と100円→1160円の大当たり‼

やったー!
これがボートレースの醍醐味じゃー!

取材日 2018/5/30・31

A異國調菜 芭蕉

住所
群馬県桐生市本町5-345
電話
0277-22-3237
営業時間
11:00~20:00(ラストオーダー)
11:00~14:00(ランチタイム)
定休日
火曜日、第2または第3水曜日(祝日は翌日休み)
アクセス
JR「桐生駅」から徒歩約10分

B三日月村

住所
群馬県太田市藪塚町3320
電話
0277-78-5321
開村時間
9:30~16:00
定休日
金曜日(祝祭日は営業) 12/25~30は定休
アクセス
東武両毛線「藪塚駅」から徒歩約10分、車で約3分
HP
http://www.mikazukimura.com

BOATボートレース桐生

住所
群馬県みどり市笠懸町阿左美2887
電話
0277-76-2411
開門時間
14:00
※レースのスタート展示開始時刻は15:00となります。
※レースにより開門時間やスタート展示開始時刻は変更になる場合があります。
アクセス
JR両毛線「岩宿駅」から徒歩約15分、巡回バスで約3分
HP
http://www.kiryu-kyotei.com